昼間のクラスについて

『昼間のクラス』を始めたきっかけ

10年以上前、太鼓を頑張っているT.Aさん(当時中学2年生)に出会いました。
彼女は中2の2学期頃からなぜか理由が分からなかったが、学校に行くのが億劫になったそうです。

ある日たまたまお母さまと知り合ったことがきっかけで万吉教室に相談に来られました。

何か力になれないかと思い、昼間に万吉教室に来てもらうことになりました。

初めは好きな食べ物や趣味など、色々な話を通常授業の生徒たちよりも多くしました。

その他にも散歩をしたり、家の洗濯を自分1人でやってもらい、感想文を書いてきてもらうという普段やらないようなことをやってみました。

T.Aさんのお家はおばあちゃんのこだわりで洗濯機が2槽式であったため、とても大変だったと書いてありました。

勉強面では、中2の終わり頃には学校に行っている生徒たちと変わらないくらい力をつけ、それが自信になったのか中3の1学期から少しずつ学校でみんなと一緒に授業を受けられるようになりました。

中2の3学期の成績は授業の出席日数が足りず、9科目で内申が4でしたが、

※実際の彼女の成績表
(本人の了解を得て掲載しております)

中3の1学期からは本人の努力もあって勉強に自信がつき、ほとんどの授業に参加できるようになりました。

その結果、内申は4から27、27から35とどんどん実力をつけ、学校生活も充実していき無事高校へ進学することができました。

その後、専門学校・社会人へと歩んでいったそうです。

先日彼女が挨拶をしに来てくれました。

彼女は現在ヘアーカラーメンテナンス専門店の経営をされており、素晴らしい女性に成長し自立して生活しています。

当時なぜ学校に通えなかったのかを尋ねてみました。

すると「学校に通えなかったのは、同学年と同じ空間で一緒に過ごすことへの抵抗が1番の理由だった」と言っていました。

T.Aさんだけでなく、様々な理由で学校に通えない人がたくさんいます。

そんな人に向けて、万吉教室では再び何か力になれないかと思い、昼間のクラスを開設しました。

『昼間のクラス』の目的

『不登校だった生徒が自信をつけて、学校に通えるようになる』

それによって

『自分の可能性をつぶすことなく、社会人になっても自信を持ってやりたいことにエネルギーを注げる』

このような人物像を目指してサポートしていきます。

こんな方にオススメです☝

日時と授業内容